横で眠る「あなた」【未完】
第57章
理先輩の別荘地にある素敵なチャペルがあるホテル。

ホテルからチャペルまで、馬車で連れて行ってくれるサービス。
チャペルでの結婚式終わると、馬車で周囲を走ってからホテルに戻って来てくれるという結婚式が、有名になっていた。


ホテルに着いて、理先輩がチェックインをしてくれた。
そして、案内された部屋は、とんでもなく立派な部屋だった。
もしかすると、柚子さんが、手をまわしたのかもしれないけど。


理先輩は、学校をやめた後どうするのかを、とても心配してくれていた。
その頃、私の母は新しい学校を作るという活動の1人として、活動をしていた。

そして、その学校がもうすぐ形となりそうだった。
その為、私にその学校でもう1度高校生活をと勧めていた。

私も、母が関わっているかいないかを抜きにして、とても魅力を感じる学校だった。
だから、そこへの編入ができたらと、思っていた。

その事を話すと、理先輩は、編入できない場合はどうするのかと聞いてきた。
私は、1年生からのやり直しになっても、かまわないと思ってる事を言った。

2年の間で、私の心身は疲れていたから、やり直しの時間は、本来の自分を取り戻す為にもいいかもしれないとも思った。

実は、僕からもきみに話したいことがあると理先輩は言って、話し始めた。
「高校卒業後にアメリカに留学することにした。きみに、一緒に来てほしい。」と理先輩は言った。

「私が、一緒にですか?」と言うと、「そう。初めはとうてい無理な話だと思った。きみには、まだあと1年高校生活が残っているから。
でも、状況は変わったよね?
きみは、学校をやめるという。それなら、ここで思い切って、一緒に、アメリカに行こう。」と理先輩は私を誘った。

「理先輩。一緒にアメリカに行くとしても、問題があります。」と言うと「費用なら、きみの分もうちで負担するから心配ない。僕が誘ったんだ。
後になって、返せなんて言わないよ。」と言う。

「お金以上に問題があります。」と私は言った。

「私は、アメリカに行って何をしたらいいんですか?」

「理先輩は、大学で勉強するというやることがありますよね? 私は、何をして過ごしていればいいんでしょう。」と聞いた。

「きみは、アメリカに行って、見つければいいじゃないか。アメリカは、世界中から人が集まる。刺激がある国だ。すぐ見つかるよ」と理先輩は言った。

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