横で眠る「あなた」【未完】
第58章
すぐに見つかると言う理先輩と見つからなかったらと言う私。
話しは、そこから、動かない。

やってみなければ何事もわからない。
失敗だって糧になるという理先輩。
人生の大きな転機になるような話しを、宝くじを買うみたいに言わないでと言う私。

お互いの話は、気もちがずれていってる気がする。
理先輩が、業を煮やして、「一緒にいたい。とは思わないのか?」と聞いて来た。

私だって、一緒にはいたい。

でも、それが果たして一緒にアメリカに行く事なのかがわからない。
一緒に行ったら、ただ身の回りを世話を焼くだけにならないだろうか?

それに、高校生活を楽しんで過ごして、高卒の資格が欲しいというのもあった。

この先、日本で生活するならせめて高卒ぐらいないと、将来が厳しい。
理先輩とはいたいけどアメリカ行きは、私の中では、現実案ではなかった。

理先輩は、とりあえず、私が行こうと思っている学校の試験をの結果を待って、もう1度話し合うことを提案してきた。

そして、もしも、合格していなければ、アメリカに行こうと言った。
私も、それには合意をした。

再起をかけての試験に落ちたら、落ち込む自分の姿が予想できた。
だから、気分転換に理先輩について、短期間でも外国に行くのもいいかもしれないと思ったのだ。

それは、あくまでも、試験に落ちた時の話。


私は、これで今回、理先輩が話そうと思っていた話は終わったと思っていた。
このあと、続きがあったとは思ってはいなかった。

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