横で眠る「あなた」【未完】
第71章
2年生に無事に進級した。

新しく入学してきた後輩もいた。
その中の1人が、まさか今後大学まで一緒に進学することになるとは思わなかった。

日々の高校生活は、相変わらず色んな生徒に相談される毎日だった。

担任には「自分の時間はあるか?」と心配された。

意外と、隙間を狙って、自分の好きなことをする時間を見つけていた。
忙しくなればなるほど、自分の時間を見つけるのが、上手くなっている気がした。

そのころ、学園祭で演劇をするユニットがあった。
私もそこに、参加していた。

ある時、そのユニットの呼びかけ人が、「自分たちは、ただ呼びかけただけで、リーダー的な役割をやりたいわけじゃない。」と言い出した。
集まった人たちの中から、無責任な発言という意見もでた。

しかし、誰も、リーダーをやりたがらなかった。
しかし、学園祭で、公演をすることは決まっていた。
だから、誰かがリーダーをやらなければならない。

あまりに、押しつけあいをするので、黙っていられなくなり、私が引き受けた。

そのユニットは、総勢人数31人という大所帯になった。
大変だったけれど、多くの仲間と作り上げる面白さを味わえた。

しかも、リーダーという立場で関わったこの活動は、悩みもたくさんあったけど、喜びは、それ以上だった。
< 73 / 137 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop