その彼氏頂きました。

「だっ大学生でお店を?」

「んー...まあな。
じゃ、注文して。初めてきたお客さんだ、タダでいいぜ」

「あっありがとうございます!!」

うわ~...嬉しい。
誰もいない店内___なんか贅沢な気分

「じゃあ...店頭自慢のペペロンチーノ」

「了解。待ってろ、今から美味しいの作る」

嬉しそうに私に笑顔を向けて姿を消した

じわじわと店内に美味しい匂いが漂ってくる

「幸せ」

何でだろう。
この人が作ってると思うと___なんかドキドキする

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