【短編】ヒミツの図書室~きみへの想いを










「大事な事……なのかな?」

「お、おう」


照れたように頬を染める神宮司。
それなら私も、応えないとダメだよね!

そう思い、私は背伸びをして、神宮司の頬を自分の両手で覆うと、彼の唇に自分のを重ねた。









「え……」

「……喜んで!」


そう言った直後、彼の顔がリンゴのように――いや、それ以上に赤くなっていた。






















< 18 / 21 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop