ふたつの背中を抱きしめた









あぁ。





また、2人に心配をかけちゃうなぁ。




私ってば、ホント駄目だなぁ。











鉛色の空からとめどなく堕ちてくる雪を見ながら



シルバー号と一緒に宙を舞った私は



ぼんやりと、そう思った。














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