マフィアのボス⇔地味子!?
「お、夏弥!!」
お父さんはあたしのことが気がついたらしく
人混みを掻き分けてあたしのとこにきた。
「お父さん、なにニヤニヤしてんの」
「は?してないだろー」
「嘘つけー、奥様方に取り囲まれてニヤニヤしちゃって」
「なんだと!?俺は母さん一筋だ!」
「どうだかー」
あたしのお母さんはあたしが4歳のころ、病気で亡くなった。
美人で優しくて
大好きだった。
「ったく、我が娘は反抗期かー?」
「うるさいな」
「…まぁ年頃だからな。よし、そんな夏弥にプレゼントをやろう」
「プレゼント?」
誕生日でもないのに?
「この箱の服を着て、車で待ってろ」
「う…うん…?」
あたしはお父さんの秘書の山口さんから箱をもらった。
開けようとしたら
まだ開けるなってお父さんに言われ、
仕方なく会場の更衣室を借りて箱の中の服に着替えた。