今でもあなたを愛してます。
「とりあえず早く下来てよね
うち、お腹すきすぎて死ぬ」

死ねよ早く。

「…あたし朝いらないから」
そう言うと急いで着替え鞄を持ち
家をでた。


はあ…。

ぷるるるるるる

ため息をしていたら電話がかかってきた


《もしもし?》
《もしもし結愛ー今日も学校サボる?》


こいつはあたしを進級させたくないのか?

電話をしてきたのは
高校入って初めてできた友達。


菅野美春(すがのみはる)


《サボるよー》
《あたしんちおいでよ!》
《誰かいんの?》
《うん!結構な数で呑みしてる!》

呑みか…だるいな。

そう思ったけど暇だったし

《行く行く。今向かうね》


そう言って急いで美春の家に
向かった。



ねえ、光輝…。
これがあたし達の出会いだったね…



ぴーんぽーん

相変わらずでけーな美春んち。


「はーい、あーきたきた!」

「おじゃましまーす」


うわ、人多いな。
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