冥界のエトランゼ


「俺はあいつを絶対に許さない」


その瞳には強い意志が込められていた


「陽向…」


「ごめんな、今日は色々疲れたろ?」


そんなことはどうだっていい


何より私が悲しかったのは陽向がそんな顔をしたから…


「ねぇ、私、陽向の役に立ちたい!」


気付いた時にはもう口が勝手に動いてた


そんな私の発言に驚きを隠せず、きょとんとする陽向


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