冥界のエトランゼ


「同じ顔やけどな、対応はそれこそ天国と地獄の差くらいあるねんで」


日陰は、小さく苦笑いを浮かべた


「なんかされたら俺に言いや?」


さすが双子、陽向と同じ事言っている


「ありが…」


全てを言い終える前に、私は日陰の腕の中にいた


優しく、ぎゅっと抱き締めてくれた


< 69 / 82 >

この作品をシェア

pagetop