ようこそ片思い恋愛相談所へ!
目の前で正座するカッコいい彼が私を好き…?

初めて会った時から思いを寄せていた彼が私を…

「私も瑞季さんが…好きです…」

自然に言葉が出た

瑞季さんはにっこり笑うと

「売れない作家になるかもしれないぞ。いいのか?」

「はい、構いません」

「オレ、結構嫉妬深くて大変だぞ?」

「の、望むところです」

「意地悪な事いっぱいしても?」

「ほ、ほどほどにしていただけたら…」

すると瑞季さんは両手を広げ

「おいで、叶」

と言う

瑞季さんの胸に近づこうとした時―
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