アイリス~不良学園のボス~
『アブねっ』




私は先輩を通りすぎるとき、段差も何もないのにこけかけた。



先輩はそんな私の腕をつかみ助けてくれた。




『ありがとうございますっ』




私は再びお礼を言って体育館の中へ入っていった。



入学してしばらくして、成泰先輩は目立っていて私はすぐにあの時の人だって気づいた。



それから何気なく目で追っているうちに先輩を好きになっていた。




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