アイリス~不良学園のボス~
私が引きとめると先輩はバイクに股がったまま私を見つめてきた。




「なに?」




今しかない!頑張れ私。




「好きです」


「………」




恥ずかしいのと、返事が恐いとで私は俯いていた。



しばらく沈黙が続いたあと、先輩はバイクのエンジンをつけた。





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