アイリス~不良学園のボス~
毎日先輩に送ってもらってたからかもしれないけど、あの時しか後をつけられている気配はなかったし。



もう大丈夫だと思う。



それにいつまでも人に送ってもらってばかりはいられないし。





「なにー?おじさんは嫌なわけ?」





店長は冗談っぽく言ってきた。




「店長はおじさんじゃないですよ!でも、ほんとにひとりで大丈夫です!いつまでも送ってもらってばかりもいられないし」


「そう?でも何かあったら店に電話しておいで。飛んでいくから」


「はい、ありがとうございます。じゃあ、お先に失礼します」






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