光の翼【編集中】
「みんな、ちゃーんと考えてるやなぁ。」
「え?」
莉衣子も、他の人たちも。
ちゃんと、自分の目標に向かって、夢に向かって動き出してる。
「私、部活以外のオーディションとか、今まで考えてたことなかった。」
「…へぇ。意外。」
「なんで?」
「光梨、女優志望だし、ガッツ有り余ってるし。
なんとなく演劇科にいる人よりよっぽど意識高いから、てっきり外部のオーディション受けてるんだと思ってた。」
意識が高い。
そんなこと、自分で思ったこと一度もなかった。
「…そうかな?」
「そうやって!!だから、【ナナ】に選ばれたんやし、みんなもそう思ってると思うよ?」
「…ほんまに?」
「ほんまに。私の言うこと、信じられん?」
「…信じる。」
信じて、頑張る。
こんなに身近に、しかも実力者のライバルがいるって、改めて思い知らされた。
『目から鱗』なんて、言ってる場合じゃない。