怪異彼女のつきあいかた。
というか、意味が分からなかった。

仮に彼女が吸血鬼だとしよう。

なぜ僕に言うのだ。

僕に言う必要はあるのか。


「信じてくれる?」


「変なジョークに付き合ってる暇はない。」


「うっそーんっ!信じてよ!」


三神するな…ふざけてる。

もういい、家に帰る。


「ちょっと!行かないでよ!」


「悪いけど帰る。」


「その前に、私の話を聞いて!」


「もう聞いた。」


「大切なことなの。」


「どれくらい?」


「めっちゃぁ~!」


「帰らせていただきます。」


「そんなぁ~!!!!!!!!!!」



















僕は、約1時間後、三神するなの話を聞くべきだと、そうすぐに反省するのだった。
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