【続】私は彼氏がキライです!?



部屋の暖房が暖まり出した頃、携帯を握りしめてベッドに潜り込んだ。



ふわっとアツの匂いに包まれて、涙が出そうになるのをグッとこらえて目を閉じる。



みんなが幸せな夜を過ごしている日に、アツはお仕事で、私はこんな時間からベッドの中。



はぁ〜。



もう、クリスマスなんてどうでもいい。



ただ、会いたい。



「・・・アツ・・・」



♪〜♪〜♪



少しずつまどろみ始めた頃、静かな部屋に聞き慣れた着うたが鳴り響いた。



でもそれは着信ではなくメールの受信を知らせるもの。



【悪い。やっぱ今日は会えそうにない。明日電話する】



うぅっ。



「・・・なによ。ぜったい顔見るまで帰んないんだから!!アツのばかっ」



ふて寝だ、ふて寝!!



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