【続】私は彼氏がキライです!?
お母さんが事故にあって、今まであまり考えなかった様なことをたくさん考えた。
それはどれもネガティブなことばかり。
あの時こうしていれば。
まだ謝っていないことがある。
たくさん教えてもらいたいことがあるのに。
そして、たくさん返していかなきゃいけないのに。
「時間」と「命」に、どうしようもなくうろたえる自分。
当たり前のように受け取っていたものが、ある日突然あっけなく取り上げられてしまうかも知れないという恐れ。
そこにあるのは「後悔」ばかりだった。
“命には限りがある”
その言葉通り、命あるものには必ず訪れる「死」というもの。
きっと人生を全うして、全力で生きたとしても、その悲しみが減ることはない。
だけど、与えられたものに感謝して、自分でそれを大切にすることが出来たのなら、きっといつか、その「運命」をも受け入れられる。
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