【続】私は彼氏がキライです!?
のんびり食べ始めた私をじーと見つめるアツ。
「ちょっと食べる?」
「お前の弁当、久々食いたい」
高校時代は、アツの為にお弁当を作って、一緒に食べるのが日課だった。
でも実は私達、いろいろあって1年ほど別れていた期間がある。
辛い時期を乗り越えて、やっと復活した後すぐに高校を卒業。
復活してからアツにお弁当を作ってあげられたのは、ほんの数回。
「会社が違うと、ナカナカ難しいよね」
「はぁ〜早く結婚してぇ〜」
お水をゴクンと飲みながら、そんな嬉しい事を真顔で言ってくれるアツに私の顔は思わずニヤケる。
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