【続】私は彼氏がキライです!?



大親友の有美。



有美にはさんざん助けられてきた。



ホント頼ってばっかで頭が上がらない。



高校を卒業して、お互い別々の道を歩き出した今も、何かあればすぐに有美の顔が思い浮かぶ。



大切な友達。



「まさに青天の霹靂!!すごくない!?」



『コナン意味分かって言ってんの?つーか使い方あってんの?』



「あってるあってる!!」



テンション高めの私の話に、有美は驚いたり、呆れたり、大笑いしたり。



そして最後は、



『良かったじゃん』



私ね、有美からこの言葉を聞きたかったんだ。



アツと別れて一番辛かった時、いつも隣にいてくれた。



強がってた私を、思いっきり泣かせてくれた。



有美が私の本心を見破ってくれたから私は自分に正直になる事ができたんだ。



有美がいてくれたから、今の私とアツがいる。



だから、有美には一番に知って欲しかったし、反対されたくなかった。




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