【続】私は彼氏がキライです!?
腕を組んで険しい顔をするお父さん。アツは決してそらす事なくお父さんと視線を合わせていた。
「そんなに小南が好きか」
「はい」
「お父さん、コナミもアツが好き!!」
「お前は黙ってなさい」
何で・・・?私達ふたりの結婚なのに。
口を挟む事も許して貰えない。
「君の今の給料だけで小南を食わせていけるのか?」
「正直・・・ギリギリの生活になると思います。苦労もかけてしまうと思います。でも絶対に彼女の笑顔だけは守ってみせます」
“笑顔を守る”
この言葉には、アツの想いの全てが込められている。
私には分かる。
アツは、前にも同じ事をお父さんに言ってくれた事があった。
アツと別れて、本当の意味で笑う事が出来なくなっていた私。
復活して、初めてお父さんにアツを紹介した時、アツは言ってくれたんだよね?
私はアツがいてくれれば、どんなにつらい事が起きても、笑顔で乗り越えて行ける。
「ねーお父さん!コナミ、アツと結婚したい!!」
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