幕末オオカミ


「ばっ、違ぇよ!

そんな力があるなら知っておいた方が、何かと役に立つんじゃねぇかと思っただけだ。

決して、総司のためなんかじゃねぇからな!」



斉藤先生のツッコミに、鬼副長は少し頬を染めてそう反論した。


素直じゃないなぁ……。


あたしと局長、それに斉藤先生も、生暖かい目で副長を見つめた。


副長はわざわざ特別怖い顔を作り、「ケッ」と吐き捨てた。


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