あなたのぬくもり
「…。」

私は優しい口調で心配されて泣いてしまった。

「大丈夫か?」

「うん…。」

甘え方を知らなかった私は、強がるしか出来なかった。

「話聞くよ。」

浩くんは心配そうに言ってくれて私は話すことにした。

もう一人で抱える自信がなくなったから、誰かに話だけでも聞いてほしかった。

「私、ハジメテレイプだった…。」


小声で私が言うと浩くんは驚いていた。

「ホントに?嘘じゃなくて?」

「嘘だったらいいのに…」

「…無神経なこといってごめん。」

「ううん。」

それから浩くんは私の話をずっと聞いてくれた。

途中何回もホントに?とかマジで?とか聞かれたけど…


全部話してから浩くんは頭を撫でてくれた。

「俺さ、話聞いて、真夜のこと守りたくなった。だから俺と付き合って?」

「…私、めんどくさいよ?」

「大丈夫だから。」

そういって抱き締めてくれた。

「付き合お?」

「うん…。」

その日私達は付き合った。
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