白球の彼方~君に託した夢~

出逢い



俺達が軽い自己紹介をしていたら
体育館の方から声がした。


「あ、皆出てきたみたいだね。
じゃあアタシもう行くから!また後でね!」


『あ、じゃあな!』


俺は雛菊に手を振り草原に置いてきぼりにされた。



あ…俺も行かなきゃ…。





ここの正門をくぐる時名札を貰った。
【桑音翔也くん、1-1】


俺は今日から一年一組の生徒になった。

< 7 / 94 >

この作品をシェア

pagetop