白球の彼方~君に託した夢~

春の大会



会場は横浜スタジアム。


高校野球ほど知名度はないから観客は少ない。


全国大会一回戦の相手は和歌山の知辨(チベン)中学校。

上「相手が全国クラスだろうが俺達だってここまで来たんだ。まずは目先の一回戦、必ず勝とう!!」

「「うす!!!」」


雛「オーダーは秋のままだね。翔也、絶対打ってよね!!」

『あたりめーだよ!見とけ俺のフルスイング!』


竜「ほら、そこイチャイチャしてないでそろそろ列ぶよ。」

『イ、イチャイチャなんかしてねーよ!』


竜稀にはお見通しって感じだろう。

じゃなきゃ竜稀がこんなこと言うはずない。


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