総長様はご機嫌ナナメ 〜裂空VS獄炎〜
2対5という、圧倒的なまでの戦力差。
それを軽々と跳ね飛ばして、私達は一人、また一人と着実にチンピラを沈めていく。
(……そう、この頃は良かった)
私が胸の中で呟いた瞬間、唐突に景色が切り替わった。
――壁も床も白い部屋の中で、風に揺れるたまご色のカーテン。
大部屋の中に設置された、6つのベッド。
そして――
(…東……っ!)
その中の一つ――窓際のベッドで静かに眠る、東の姿。
腕や足は吊されており、一目見ただけで酷い怪我をしている事がわかる。
と、その時