総長様はご機嫌ナナメ 〜裂空VS獄炎〜



『いっそ、嫌ってくれれば……』


まだ、マシだったのかもしれないんだけどなぁ……。


…頭をガジカシと乱暴に掻いて、自分の両手を見つめる。


そのまま、過去の記憶に意識を戻そうとした、その時。



ガチャッ、



という音と共に、誰かが講堂の中に入ってきた。



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