総長様はご機嫌ナナメ 〜裂空VS獄炎〜
金色のふわふわした髪。
くりっとした、大きな目。
あどけない微笑み。
まさに…!!な可愛い系の男子に、私は思わずフリーズしかけて……
『……って、俺は女じゃねぇ!!』
慌てて男言葉で訂正を入れた。
……あ、危ない危ない。
あのままだったら、『女の子』を認める事になってたよ!!
そんな未来を想像して、思わず冷や汗をかいていると……
「……って、あれ?
もしかして…村瀬飛鳥君?」
何故か、名前を呼ばれた。