笑う門にはオレ様がきた!!
それでオレは
ちょっとそいつに興味を持った。


なあ?


お前のその目は何を夢みてる?


まぁちょっと
ムカつく事も言われたから
その勢いで
直ぐにオレの元へ呼び出した。


そして
そいつがオレの所へ来るまでに
デスクに投げっぱなしにしていた
履歴書の束からそいつのを探す。


ん?


そいつはかなり専門的な
デザインの学校を出ていた。


それに
実力も中々のものだった。


デザインの道に進む上で
登竜門的な賞を
いくつも獲っていた。


それなのにこれだけの実力がありながら
こいつは事務職で入社していた。


何故だ?


どういうことなんだ?


さっぱり、わからず
謎は深まるばかり。


俺は、益々そいつに興味が湧いた。



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