笑う門にはオレ様がきた!!
言い切ったら
なんだかスッキリとして
少し冷静になってきた。


何か勢いで言ったものの
師匠が目の前で固まっている事に気づく。


「す、すいません…
私、偉そうな事言って。」


「いいや、お前のいう通り
鼻へし折ってやろーぜ。
心音、協力しろよ。」


師匠は私の頭をくしゃくしゃっとすると
並びの良い白い歯を見せてニカッと笑った。


師匠ぉ〜!




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