夜猫
「琉羽?」
奥の部屋から出てくる風生と遊優。
『ぁ、風生と遊優!
涼雨が笑った!』
私がはしゃぎながら言うと、風生と遊優は涼雨を見て目を見開く。
「お前……もうすぐじゃなかったか?」
「ん、そーだよ」
風生の深刻そうな声に涼雨はかるそうに返事した。
涼雨は私を抱きしめてくる。
『?』
「俺も、琉羽気に入った」
「あ゛?」
ギャーギャーと騒ぎ出す私達。
いや、私騒いでないけど。
遊優は吃驚してたけど、そのうち微笑んで私を見ていた。
「……これは、凄い猫を拾ったもんだね」