君一色
「〜〜〜っ」
静かに手を離すと
和音の手はゆっくりとベットの下の身体の方へ落ちていった。
小さく寝息を立てたまま目を覚まさない和音を見ながら
大きく溜息を吐く。
そのまま起き上がろうとベットに腰掛けると、ベットの近くには幾つものタオルや水が入った洗面器が置いてある事に気が付いた。
・・・昨日はどれだけ和音に迷惑をかけたんだろう。
これなら恭弥に"コキ使ってる"と言われて当然だ。
俺は更に大きく溜息を吐いた。