君一色
困ったな・・・
暗くなって急に静まりかえると、激しく地面を打ち付ける雨の音しか聞こえない。
その中で、トントンッと階段を登る音が混じる。
ーーーさっきの・・・人??
足音が玄関の前で止まった。
その瞬間
ドアノブが激しく音をたてた。
「っきゃーーーーーっ!!!!!」
「なっ!?和音ちゃん!!?」
恐怖のあまり思いっきり叫んでその場に座り込んでしまった私に
驚いて入って来たのはさっきの男ではなかった。