君一色






あまり乗り気になれなかったのだが、メインの花火大会という言葉に釣れられて


結局高瀬さんと二人で来てしまった。




夏祭りなんて、来たの久しぶりだ。
暑さとか、人混みとかあんまり好きじゃないのに
不思議と夏祭りだけはそう感じなくて。

屋台の感じとか、縁日特有の懐かしい匂いとか・・・
やっぱりわくわくしてしまう。



でも・・・

「・・・」

「・・・」


ーーーなんかなぁ
気まずいんだよな。

二人で出掛けるのって、普段の買い出し以外で初めてだし。


一ヶ月顔を合わせてても、未だに慣れない。


< 96 / 313 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop