セイクリッド
部屋に太陽の光りが差し込んできた頃、ミコトはシグレを連れて部屋に戻ってきた。



ただただ寝転んだまま、眠ることができなかった私は、「マリア」っと呼ばれてすぐに起き上がった。




「寝てなかったの?」

「ううん。さっき起きたの」

「そう。陽が昇ったから、そろそろ出発するよ」


ミコトが私に声をかける間も、その横でシグレが荷物をまとめている。


どうやらこの世界では、陽が昇ったのと同時に活動を始めるらしい。



…そういえば昨日のミコトも、‘夕暮れまで時間がある’って言っていた。



陽が落ちたら活動しないのが普通なのかな?



< 174 / 204 >

この作品をシェア

pagetop