本当のキミ〜君から見えるキミ〜
それでも、由紀乃はきっぱりと答えた。
「支えるよ…」
揺らがない瞳。強くて、真っ直ぐな声だった。
「どんな悠哉でも支えるよ。たとえ、一番に愛せてもらえなくても…」
笑って彼女はそう言うんだ。
「だって、その人を愛してる悠哉を好きになったんだから…」
天使のようだと思った。まるで、あのとき救ってくれた女の子のように。
こんな人が他にいるだろうか?
気づけば、俺は由紀乃を抱きしめていた。
「…俺を、支えてくれ……」
自然と出た言葉で、自分の本心がわかった。
自分で思っていたよりもずっと、俺は苦しかったんだ……。