悪魔と契約



「…私はこの屋敷の当主、小夜よ。宜しくね」

小夜さん…

「私は鮎川里奈です!」

「そう、里奈ちゃん」

名前を呼ばれただけなのに凄く恥ずかしい



「里奈ちゃんは"願い"があるのよね…?」

静かに…そして確信を持った声て尋ねた


「願い……」

私の願い……


「そう……里奈ちゃんの…願い…」

そっと…呟く


私の願いは何?

健太が浮気を辞めて私だけと…?

それとも可愛くなりたい…?

お金持ちになりたい…?



< 17 / 103 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop