天神学園高等部の奇怪な面々30
気を取り直して。
「神楽さん、最近龍太郎一味の方はどうですか?」
副会長はやや声を潜めつつ問いかける。
…七星が生徒会に所属している理由。
それは天神学園絶対悪の一つ、龍太郎一味にもパイプを持つ者として、諜報活動を任されているからである。
いわば七星は、生徒会からの刺客、スパイ、草の者…なのだが、ハイテンションメガマックスにはいいように振り回されるわ、雛菊には思う存分CMされるわで、あまりスパイとしての役目を為していない。
只のイジラレキャラである。
その辺の事を七星も理解しているのか。
「ん~…別段表立った行動はないですかね…」
苦笑いして取り繕う。
「神楽さん、最近龍太郎一味の方はどうですか?」
副会長はやや声を潜めつつ問いかける。
…七星が生徒会に所属している理由。
それは天神学園絶対悪の一つ、龍太郎一味にもパイプを持つ者として、諜報活動を任されているからである。
いわば七星は、生徒会からの刺客、スパイ、草の者…なのだが、ハイテンションメガマックスにはいいように振り回されるわ、雛菊には思う存分CMされるわで、あまりスパイとしての役目を為していない。
只のイジラレキャラである。
その辺の事を七星も理解しているのか。
「ん~…別段表立った行動はないですかね…」
苦笑いして取り繕う。