シャイな狼とドジな子羊



すると、スッと狼くんの手がのびてきた。



「…立てるか?」



そう言って、あたしを持ち上げてくれた。





「あ、ありがとう…二度も……」



あたしは、超絶恥ずかしかった。

狼くんに、こけたところを見られてしまったから。




なのに、狼くんは表情一つ変えないで


「…いや」



と、髪をかき上げた。



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