シャイな狼とドジな子羊




こ、これはチャンス…!



「あ、あのっ、狼くんっ!」


あたしの慌てっぷりに、少々戸惑いを見せる狼くん。



「…?」



「これ、よかったら…まだ残ってるから」



そう言って、狼くんにサンドイッチを渡す。


すると、少し目を開ける狼くん。


「え…でも、さっき貰った…」



そう言い、遠慮をする狼くんだけど

さっきのお腹の音が何よりの証拠!


遠慮はいらないんだから!



「狼くん…お腹空いてるでしょ?」



あたしは、狼くんを見上げると

図星のせいか、ピクッと反応する。



< 48 / 52 >

この作品をシェア

pagetop