シャイな狼とドジな子羊
こ、これはチャンス…!
「あ、あのっ、狼くんっ!」
あたしの慌てっぷりに、少々戸惑いを見せる狼くん。
「…?」
「これ、よかったら…まだ残ってるから」
そう言って、狼くんにサンドイッチを渡す。
すると、少し目を開ける狼くん。
「え…でも、さっき貰った…」
そう言い、遠慮をする狼くんだけど
さっきのお腹の音が何よりの証拠!
遠慮はいらないんだから!
「狼くん…お腹空いてるでしょ?」
あたしは、狼くんを見上げると
図星のせいか、ピクッと反応する。