オオカミヤローに捕らわれて
怒りでキッと男の子を睨みつけるも、相手は余裕綽々って表情。


「ウソじゃねぇよ。あっ、そうだ。コレ見た方が手っ取り早いな」


そう言った彼は、持ってた本屋の袋から、一冊の雑誌を取り出した。


アレって…確かクラスの男子が数人読んでるの見た事ある。


「この雑誌の37ページ見てみ?」


「ハァ……」


雑誌を受け取り、パラパラとページを捲った。


37…37……あ、あった。


「……ハイ……?」


37ページを凝視した私は、マヌケな声を出した後、すぐに男の子に視線を向けた。


勝ち誇った顔と目が合う。
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