オオカミヤローに捕らわれて
実際は彼氏なんていた事無いけど、ムカッと来たのでついデマカセを言ってしまった。


「……あ?……お前、彼氏いんのかよ」


成見さんの低い声が聞こえるも、無視して掃除に集中集中!


本当は彼氏無しってバレたら怖いけど、別にいいよね!


「――――チッ」


苦々し気な舌打ちが聞こえたと思ったら……


私の体は宙に浮いていた。


「キャアアア!?」


ボフンと柔らかい何かに落とされて、真上にはお坊ちゃまのお姿。


――――伊達 吹雪、5人兄弟の3番目。


メイド生活2日目にして、大ピンチ到来です………っ!!
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