文目剣術部【壱】
「こうでもしなきゃあいつら動かないだろ?」
はははっ!と笑いながら時計を掛け直す高笠を見て詠は「鬼だ」と思った
ー練習試合当日
土曜日の今日は天気予報通り快晴だった
枳殻剣道部員は言われた通りしっかり朝6時に集合してストレッチや稽古を始めていた
「うおっしゃー!今年初の試合だぁー!」
長水がやる気満々で素振りをしている
「おいおい練習試合でやり過ぎるなよ?いいか?あくまで練習だからな?」