××倶楽部
「……じゃ、俺も行く」
「え……、典はいいよ。関係ないって言ったじゃん」
「関係ないけど、芽依が関わることは、俺の中の最重要事項だから」
社長は曖昧に頷くと、リオ様とミーナ様がその両脇をかためた。
「あたしたちも行く。絶対行く」
二人がいると心強いかも……
「いいね、いいね、聖夜と愉快な仲間たち。ヤクザのところ、皆で行けばコワくない! っていうし」
お父様は大きく頷くと、でも俺行かないもんねー、と手をひらひらと振った。
これから大冒険に出発するかのように、大勢でゾロゾロとスタッフルームを出た。
「店は、俺の知り合い呼んでまわしておくよ。任せとけー」