あたしをいじめて何か良いことあるんですか?
全身に電気が流れたみたいに、痺れて動けなくなる。
「唯ちゃんも・・・ゴメンね」
そう言って、あたしの方に足を一歩出したとき・・・・・・・
「嫌ですっ、嫌なんです!」
いきなりの行動に、そこにいた全員がびっくりした。
きっと、当の本人もびっくりしていると思う。
大きな悲鳴じみた声と共に、小田原君の背中に抱き着いたのは・・・・・・今までずっと黙っていた前島さんだった。