永遠〜あなたに会えて幸せでした〜《実話》
ドアの前に立ったまま祐也が
莉亜にを力強く抱きしめる
『・・・イタイよ』

「ずっとこうしたかった・・
莉亜を大事に思えば思うほど
凄くだきしめたかった。」

祐也はそっと莉亜をベットに・・

祐也と莉亜はこの日初めて体を
優しく重ねた。祐也のフワッと
した柔らかい唇が莉亜を優しく
つつみこむ・・・。

体で祐也の愛情が莉亜に伝わる。

付き合って半年以上たって今日
初めて結ばれた。これはきっと
祐也自身の莉亜に対する愛情の
深さだったのだろう。


半年分の愛を裕也から注いで
もらった気がする。
なんだか祐也の顔を見るのが
恥ずかしかった。
(ドックンドックン。)

まだ莉亜の心臓が激しく打ち
続ける。きっとこれは祐也への
気持ちを表すバロメーターなの
だろう。祐也の事を本気で愛して
いるってこと。こんなに胸を
締め付けられたような気持ちに
なったのは莉亜にとって初めての
恋だった。


祐也の自転車の後ろに
乗って祐也の腰にしがみつく。

バスが来るまでの間に何度も
何度もキスをした。


帰りたくない。離れなくない。

本気に人を好きになるってみんな
こんな気持ちになるのかな?
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