男嫌いのプリンセス



しばらく唇を重ねた後、ゆっくりと離れた



それが少し寂しかったりする




まさか、男嫌いの私が人を好きになるなんて、思ってなかった



海都と出会って、話すようになって



一緒にいるうちに、自分でも気づかないくらい海都が大好きになってた




今こうして海都と恋人になれた事がたまらなく嬉しい




「海都、ぎゅーってしていい?」


「ん、いいよ」




海都と抱きしめ合いながら、私は幸せを噛み締めていた




< 167 / 285 >

この作品をシェア

pagetop