男嫌いのプリンセス



「ごめん、海都……」


「何が?」


「いつも助けてもらってばかりで…」




みりいはシュンと顔を俯かせた




「別に、お前が落ち込むことじゃねぇよ。

嫌いなもんはしょうがねぇじゃん?」



俺の言葉に、みりいは顔をあげて


満面の笑みで頷いた




「ありがとう、海都」




ドキ…




なにドキっとしてんだよ、俺!!




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