男嫌いのプリンセス



なるほど…ね




「あ、三番目のやつは、海都くんが怪我しちゃうから、無視同然でいいからね」




無視同然って…




「それじゃ、ボディーガードの意味なくないっすか?」


「いいの、いいの。みりいを男の子から守ってくれるだけでいいから」




そういう事か




なら…




「分かりました」




俺はその紙を織りたたんで、制服のポケットに入れた





こうして、俺に本格的なボディーガードの仕事がついたのだった





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