貴方に唄を、私に愛を。

「…あの、学校遅れますよ?」

「人んちの前で一人で寝てたら怪しいだろ?だから添い寝。」

…あっ、この人好き。

って!!惚れっぽい自分やめるって言ったばっかじゃん!

「あのですね、今日失恋したんですよ。」

「勝手に相談すんなよ。」

「相談じゃないです。寝言です…。」

「つか、一回振られたからって諦めるんだ。その程度だった、ってことじゃね?」

う"…たしかに…

「でも、泣くくらい好きだったんだ?」

あっ、今キュンってした。

「…はい。」

< 7 / 13 >

この作品をシェア

pagetop