貴方に唄を、私に愛を。
「…あの、学校遅れますよ?」
「人んちの前で一人で寝てたら怪しいだろ?だから添い寝。」
…あっ、この人好き。
って!!惚れっぽい自分やめるって言ったばっかじゃん!
「あのですね、今日失恋したんですよ。」
「勝手に相談すんなよ。」
「相談じゃないです。寝言です…。」
「つか、一回振られたからって諦めるんだ。その程度だった、ってことじゃね?」
う"…たしかに…
「でも、泣くくらい好きだったんだ?」
あっ、今キュンってした。
「…はい。」